クレジットカードを止めても不正利用される可能性があるって知ってた?

クレジットの請求に身に覚えのない請求が来ていて、確認してみると不正利用されていたなんて経験がありますでしょうか?(自分はありませんが)

クレジットが不正利用されてしまった場合、基本的な対応としては、

というような対応を取ります。

カードも止めたし、これで安心 と思ってしまいますが、実はカードを止めても不正利用されてしまう可能性があるんです。

実は2023年あたりから不正利用が発覚後、カードを止めても、1万円弱の少額決済が連日発生するという事例が起きています。


なんで?

ではなぜそんなことが起きてしまうのか

「オフライン決済」というものを知っていますか?

今回の事例ではこの「オフライン決済」というのがキーワードとなります。

一般的に、クレジットなどの与信取引では Authorization (オーソリゼーション)というプロセスが発生します。

オーソリゼーションとはクレジットカードなどの与信取引でカード残高や利用状況などを踏まえてカードが利用された加盟店からの照会依頼に対して可否を判断するプロセスで、照会の結果に問題がなければ取引が成立するという仕組みになっています。

ちなみにこの照会を行う端末は私たちがよく目にする決済端末が該当します。